「髪質改善」だから何でも良い訳ではない!髪質改善サロンを探す前にお読みください。

いつも変わらずmerrygateをご利用いただきありがとうございます^^

「髪質改善」について

髪質改善という言葉が認知され最近では一般の方にも知れ渡り

髪質改善の定義が曖昧な故、間違った理解が進み始めています・・・

ですので、今回は自分なりに現状の髪質改善(今後良い方向へ進化するかもしれません)を説明させていただき皆様に少しでも理解を深めていただければと思います。

そして、髪質改善にこだわりすぎている方に

髪質改善サロンを探す前に是非一度お読みいただき

少しでも参考になればと思います。

分かりやすくするため小難しい単語や説明は控えています。

まず結論として

髪質改善menuは

  • 傷んだ髪がもとの健康な状態に戻る
  • ダメージなくクセが伸びてストレートになる
  • 自然乾燥でツヤツヤのサラサラになる

というものではなく

髪質改善menuの種類によりますが

  • 髪の強度(主にケラチンなど)を高めダメージの進行を防ぐ
  • 弱い還元剤(簡単に言うとパーマ液に近い)で少しづつクセを伸ばしていく
  • アイロンやブローをすることで使用した剤(主にケラチンなど)がツヤ感サラサラ感を出してくれる

というものです。

実際、髪質改善menuは髪質改善というワードが独り歩きしてしまい

美容室ごとに定義が違います。

美容室側がお客様の食いつきが良いため

menu表に載せている場合が多いと感じます。

特に注意をしていただきたいのが「髪質改善ストレート」と謳っているmenuです。

1回の施術でSNSでよく見かけるサラサラツヤツヤのストレートヘアーになると思い込んでいる方がいることです。

お客様でいるのはわかりますが

美容師側でも勘違いしてしまい何とか結果を出して喜んでもらおうと

そもそも髪の毛が痛んでいる状態の弱っている髪に対して

  • むやみに機械を使って温めすぎたり・・・
  • やたら時間を置きすぎたり・・・
  • アイロンも高温で何度もあててしまったり・・・

してしまう・・・

そうすることで更に髪にダメージを与えているのは容易に想像できますよね?

こういった本末転倒なことが多く起きているのが今現在の髪質改善界隈です。

髪質改善トリートメントでも最後にアイロンで仕上げることが多いので

過剰にアイロンの熱を当ててダメージにつながることもあります。

もちろん上手な美容室もありますので全ての美容室が間違った施術をしているわけではありませんが

浅い知識で無理やり結果を出そうとすると上記の施術をしがちです・・・

また、最近はあまり聞かなくなってきましたが

酸熱トリートメントを髪質改善としてmenu化しているところもありますが

酸熱トリートメントも上記の施術をされて毛先がチリチリになった

という話が当時はよくありました。

酸熱トリートメントは髪質を選ぶmenuなので相当な経験と知識がないと失敗につながりやすいので注意が必要です。

そもそも酸性とアルカリ性を混ぜると化学反応が起きて熱くなることで

毛髪内部で熱くなってダメージを加速させる原因につながります。

カラー剤やパーマ液の多くがアルカリ性ですので(酸性のもある)

アルカリ性の薬剤を使用していた場合は酸熱トリートメントは基本出来ません。

トリートメントをしたいお客様はカラーやパーマ、縮毛矯正(アルカリ性の薬剤による施術の場合が多い)でダメージを気にされている方が多いですので

髪の状態を良くするためにするトリートメントとしておすすめしにくくなると僕は思っています。

施術できる方が厳選されてしまう事とお客様を混乱させてしまうためmerrygateでは導入しないことにしました。

では、merrygateでは髪質改善menuは無いのか?と言われると

髪質改善にあたるものとして縮毛矯正とW処方ケラチントリートメントを採用しております。(W処方ケラチントリートメントはmerrygateオリジナルトリートメントです)

クセを伸ばしたい方は縮毛矯正をご提案し

髪の状態を良くしたい(サラサラツヤツヤ)方にはW処方ケラチントリートメント

をご提案させていただいております。

世間での髪質改善ストレートはmerrygateの場合

縮毛矯正とW処方ケラチントリートメントを組み合わせたものになります。

ツヤツヤサラサラのストレートを実感できるmenuとなっております。

髪質改善トリートメントはmerrygateの場合

W処方ケラチントリートメントになります。

※W処方ケラチントリートメントについてはこちらの記事を是非ご参考ください↓↓

まとめ

髪質改善とは主にケラチン成分などの効果でアイロンやドライヤーの熱により乾く過程ですとんとしたストレート感が作りやすくなりサラサラ感とツヤツヤ感が得られる。

または、弱めの還元剤とケラチン成分等の効果によりクセのねじれが回数を重ねるごとにゆるみ徐々にストレート感が出てくる。(弱いクセ毛に限り)

と僕は解釈しております。

全ての美容室が同じ薬剤を使って髪質改善と謳っているわけではなく

それぞれのお店で違うものを髪質改善menuに使っています。

薬剤の選択はお客様にはできませんので

美容師側が髪質に合わせた薬剤を使用することを前提として

縮毛矯正、ストレートパーマはクセを伸ばす施術

トリートメントは髪を強く質感を良くし薬剤のダメージを抑える

ということとして

そこに髪質改善という言葉がついただけといった認識で良いと思います。

つまり”髪質改善という薬剤、技術がある”ということではないのです。

髪質改善は万能ではないので

まずは担当美容師さんに悩みを相談して、悩みに対してのアプローチをどうするかを

美容師さんに判断してもらいましょう。

しかし、やたら髪質改善を進めてくるところは注意が必要かもしれません。

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松本健作

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